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分科会 [日常]

ホテルに体重計がなかったので測れませんでした。
とても天気の良い日で志摩地方ではすばらしいだるま朝陽が拝めていたようです。
私は名古屋のホテルに宿泊だったのでカメラは持ってきませんでした。

朝4時に起きて前日の講演会のまとめをしてから、上甲さんの本を読みました。
半分くらい読めてしまいました。

東海北陸教頭会研究大会2日目は分科会でした。
地下鉄で分科会会場の名古屋国際会議場へ行きました。
この日も愛知県の先生方が交差点や分かりにくい所に立ってくれていたので、迷わず行けました。
1時間早く着いたので、上甲さんの本の続きを読みました。

そうこうしているうちに分科会会場に入って準備。
分科会は「教職員の専門性に関する課題」でした。
今回の提案は二人とも女性で、学校現場は女性管理職が増えているなと感じました。
松阪市締水小学校からの提案は研修の活性化。
締水小学校はおそらく大学の同級生の女性が校長先生をしているところです。

研修の最初に体育指導の充実とあったので嬉しくなりました。
小学校だと新学習指導要領への対応のため、どこもプログラミングや英語教育、道徳が先にきますが、体育指導があったので驚きました。

聞いてみると純粋に体育の指導に困っているとのことで、自分が10年以上前にやっていたことを研修しているという話でちょっとがっかり。
でも小学校の現状はそんなものかも知れません。

もうひとつ名古屋市の太子小学校は授業力向上の取り組みについて。
これはどこでもやっている取り組みで、名古屋市は名古屋市の努力点を各校で実践しているという話でした。

研修の話になるとどの学校でも年齢構成の話が出て、ミドルリーダーが少ないと言います。
私は「いない者はしかたが無いから、若い人でも力のある人がいるからその人の実践から学べば良く、そこからリーダーを育てれば良い。できない理由を探すのでは無くできることを考えたら良い」と思っているので、グループ討議でも話をしました。

また働き方改革の話でも時間を区切って活動することや、中学校では部活動ガイドラインを守ることで、総勤務時間が減ることを話しました。
また実際の時間は減らなくても、役に立つ研修であれば精神的負担が少ないので、職員のニーズに合った研修をすることで、充実感は出てくると思います。

実際私は20年前から平日1日休み土日どちらか休みを実践し、地区では毎年総合優勝、県でも総合3位など全国大会入賞優勝など実績を上げてきました。
時間が無いからできないのでは無く、その時間しか無いからそれでやれる方法を考えれば良いと話したら、「どこかでその実践を発表して下さいよ」と言われてしまいました。
ちょっと話しすぎたかな。

助言者様からは教頭は管理職で校長同じで、職員を理解して強みを活かせた研修を進めていく。一人を知る事が大切であり、教頭は少し前まではミドルリーダだったのだからその経験を活かせて職員を育てていくことが大切である。

働き方改革は喫緊の課題であるから、小学校では職員を増やすことで、持ち時間の減少を、中学校では部活動補助員等の導入で部活動の負担を減らすことなどを考えていかないといけない。
総勤務時間を減らすことで、職員の健康を維持し生活を豊かにすることが、児童生徒の生活を豊かにすることにつながる。

近い将来時間外勤務が月45時間を越えないようにと言う答申が出るかも知れないので、どう対応していくかが大切と教えていただきました。
充実した分科会で2時間半があっという間でした。

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